後ろから優の声がした。
あたしはその言葉にムカついたので、後ろにいる優にそのままエルボーをお見舞いした。
優はまるでスローモーションを見ているかのように、倒れていく。
「死ねや、あんたはあたしを何や思ってんねん」
千明も、ただ優を見ているだけだった。
だって、今のは100%優が悪いんだもの。
「まっ、放っておきましょ」
千明の言葉にみんな、優から視線を外した。
そういえば…あたし呼び出しないなぁ。
よく少女漫画とかではあるんだけど…。
ファンクラブがある男の子と付き合ったら、そのファンの子にグチグチ、ネチネチ言われるヤツ。
あれ、あたしにはないなぁ…。
あ、でも
「エリ、あたしと蓮を別れさせようとしたよね?」
例のストーカー&強姦未遂事件ね。
あれがきっかけで蓮が不良だったって事を知ったんだ。
エリ子は、顔を真っ青にして口をパクパクさせた。
「えっ、エリちゃんそんな事したの?」
一樹が驚いた様子で、エリ子を見た。


