否定したかったけれど、なんと言えば伝わるのか分からなかったし、なにを伝えたいのかも分からなかった。口を開きかけては閉じてを繰り返しているうちに、休み時間終了のチャイムが鳴った。結局この後、私は橋本くんと話すことが出来なかった。