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初っ端から最後までぐだぐだにも程があると我ながら呆れてしまうのだけど、あたしがどれだけ不器用だったのかおわかりいただけただろうか。
さて、初めての失恋で大ダメージを負ったあたしは、この直後にふたりの男の人と出会うことになる。
ひとり目に関してはあたし自身あまり話したくないし、「え、この話いる?」と思う人もいるかもしれないのだけど、一応(あとあと、誰⁉ってならないためにも)紹介しておかなければいけない。
なぜなら彼は、あたしの物語において――運命の人を見つける、というこの物語のテーマにおいて、最終的に欠かせない人となってしまったから。
出会った時は、そうなるなんて夢にも思わなかったけれど。
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