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さて、大変長らくお待たせいたしました。ここからやっと、物語の最終章に突入します。

自分で思っていたよりもだいぶ長い長い物語に(ほんとに長くてごめんなさい)なってしまったのだけど、ほんの少しでも楽しんでいただけましたでしょうか?

最初から全部読んでくれた方も、飛ばし飛ばしで読んだ方も、さーっと流し読みした方も、ここまでお付き合いいただき感謝です。

陸と付き合っていく中でもちろん幸せだと思うこともたくさんあったし、思い出を書こうと思えばまだ書けるのだけど、あえてやめておこうと思う。

惨めになるだけだし、皆さんもさっさと……ていうか、いいかげん結末を知りたいと思うから。

というわけで、ここからラストまで一気に語ります。

〝運命の人〟は誰なのか。〝運命の恋〟とはなんなのか──。

あたしがどんな答えにたどり着くのか、どうか見届けてください。

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