この恋が運命じゃなくても、きみじゃなきゃダメだった。



あたしの頭に浮かんだのは、悠聖を責める言葉ばかり。

それはあまりにも突然で、受け入れられるはずがなかった。

離れたくないとすがるあたしに、悠聖は「ごめんな」と謝るだけだった。

高校を中退してついていきたいとも言った。けれど悠聖は、いつもみたいに優しく笑って、「いいよ」って言ってくれなかった。

あたしのどんなわがままも笑って許してくれていた悠聖は、一番のお願いだけ聞いてくれなかった。

「……わかった。でも……その日までは、毎日、一緒にいたい」

これは、あたしの最後の願いになる。

最後はやっぱり笑って、あたしのわがままを聞き入れてくれた。

けれどその笑顔は、いつもよりずっと、哀しかった。