「恭子、桜のヘアオイル、あげたやつ、つけてくれてる」 そういって慎二さんは私の髪の毛のにおいをかいで、そのまま顔を埋めてしまった。 「ん……恭子……恭子……」 そうして髪をたどって、首にキスをした。 「慎二さん〜」