周りの悲鳴なのか、歓声なのかわからない声がうっすら聞こえる。 「私と付き合ってくれる?」 佐藤くんは恥ずかしそうにしながら 「もちろん。俺と付き合って下さい」 と言った。 チャラ男と高嶺の花を失ったファンの多くは悲しんだが、ラブラブな様子に推す人が増えた、というのはまた別のお話…