プラネタリウムが始まったが佐藤くんが気になってせっかくの説明が入ってこない。
「では冬の空を見てみましょう」
「ねぇ、るなちゃん。今日メイク違うよね。俺のためにしてきてくれたの?」
せっかく説明が聞けそうだったのに佐藤くんが話しかけてくるから神経が全部そっちに向いちゃう。
「…」
「るなちゃん」
「説明聞こえないです」
「うんって言うまで聞くけど?」
引いてくれないようなので、素直に頷く。
「……そうだよ。佐藤くんのため、です」
「うん、嬉しい」
そう言ってまたキスをされる。なんでこんなにキスされてるの?
心臓がドキドキして止まない。
しかも嫌だと思ってない。
やっぱり、私…


