ブルームーン



土曜日。


少しだけいつもしないようなメイクをして服も可愛いのを着て家を出た。



駅に着くともう彼が待っていた。

「おはよ!」

彼の肩を揺らす。

「ごめん、待たせた?」

びっくりした彼の表情。それでもできる男は違う。


「今来たとこだよ」
とサラッと言う。そして目線を上から下まで流す。


「想像以上にかわいい」



ボンッ


と音がするくらい私は赤くなった。