ブルームーン




「私、謙ちゃんのことが好きなんだ」



え…急に何?柴野くんを好きでいるのやめろとか言われるのかな。


「…うん、知ってるよ?」

驚いて目を見開く染谷さん。


「え、知ってるの⁉︎えーうそ。隠してたのに…」


がっくりを肩を落とす彼女。もしかしてそれが言いたいだけだった?


「じゃなくて、今日謙ちゃんに告白しようと思ってるの。よかったら協力してくれない?」




え……告白…?





そっか。これで2人は晴れて恋人かぁ。


「私の協力なんてなくても大丈夫だよ。頑張って」




にっこりと微笑む。胸の奥が締め付けられるように痛かった。