「やっべ!明日じゃん!」


勉強会がなんと明日だ!

慌てて車に飛び乗って、学校へ向かった。


時間は16時半。

授業は17時で終わる。

さすがに出歩いてる人は一人もいない。


サークル棟の駐車場に車を止めて、すぐに部室に向かった。

部室は電気がついてなくて、鍵もかかってて誰もいなかった。


「なんだ、誰もいないのか…」


鍵を開けて部室に入る。

勉強会の資料は見やすいとこに置いてあった。


『松田君へ。明日はお願いします。中田』


ホワイトボードに先輩が書いただろうと思われる伝言があった。