「あっ!浮気者!」



決して浮気とかではなく…。


由美の言う『彼女』は同居している友達。

よく俺にも友達の話をしてくれる。

毎日一緒にいても飽きないようだし、なによりも由美は友達を大切にしている。

優しくて、自分のことを後回しにしちゃう由美が大好き。


今日は同居している友達に下宿することを話すようだ。

だから早く帰るって。


俺は由美を家まで送って行くことにした。

車の中ではいつものように由美にちょっかい出しまくり。



由美の家に着いた。

なんか…優しい由美を褒めたくなって、由美の頭を撫でながら言った。