俺の目の前の女がタバコを吸い出した。

しかも、喋る時は超ぶりっ子。

そんなことしてもかわいくねぇのに…

なれなれしいし、わざと俺の体触ってくるし…

好きな人いるっつってんのがわかんねぇのかよ。


「ドリンクバー行ってくる〜!」

「私も!」


目の前の女がドリンクバーに行った。


はぁ…

こうなるぐらいならくるんじゃなかった…


「本当にすまなかった!ちゃんと伝えといてって言ったんだけど…」

「パフェもおごれよ!」

「喜んでおごります!」


俺のグラスも空になった。

目の前のやつはまだドリンクバーにいるのか…客席からドリンクバーを確認した。