松山に息を吹きかけられた耳が熱い…。 そんな俺を気にするわけでもなく 「クスッ…アナタってドSで有名らしいけど、実際の所ドMよね。」 と言った。 今までドMと言われたことなど1度もなかった。 みんなからはドSと言われていたし、 俺自身も自分のことをドSだと思っていた…。 でも 俺は松山に何も言えず 口をパクパクさせただけで、 言葉も声も出なかった。 コレじゃまるでドM説を肯定してるみたいだ…。