『あの…その…だから…ぇっと』

うまく言えない俺…

なかなか言葉を

発さない俺に

「早く言ってくれない?」

せかすようにそう言って

俺のネクタイを

グイッと引っ張り

耳に息を吹きかけてきた…

恥ずかしくて目も顔も

熱くなる俺…

そんな俺に

「とことんドMね…」

耳元で囁くように

言ってきた…