だったら

なおさら私から

フるなんてできない…

何も言えない私は

ただ真っ直ぐに

見つめてくるマサから

目を逸らすだけ…

再び私たちの間に訪れる

沈黙という名の静寂…

「じれったいわね…」

沈黙を破って聞こえた声…

私は声のした方へ

視線を向ける