あの騒動から数日たったが、何も起こらず平和な日々…

 「リーシア?今からどこ行くんだ?」

 「わふっ」(ついていきます!)

 「…図書室…」

 「あっ、リーシアさーん!いた」

 「…ミシェルさん、カイル殿下、こんにちは」

 「こんにちは、皆さんどちらへ?」

 「図書室へ…」

 「私もご一緒しても?」

 「えぇ、かまいませんよ」

 変わったことといえば、ミシェルとカイルと一緒にいることが増えたというよりは、ミシェルが付きまとってくる…