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「…はい、じゃあ私たちのクラスからは喫茶店で行きたいと思います」


あれから1週間、今日行われた話し合いで私たちのクラスはど定番の喫茶店に決まった。


やっぱりさっきの多数決ではダントツで一位だった。


他のクラスは何になったんだろう…


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「え?俺のクラス?」

「うん、何になった?」


休み時間、他のクラスの出し物が気になったから澄野くんのクラスに行ってみた。


ちょっと前回の件もあって女子の目はちょっとあったけど…


「劇になったよ」

「劇!?」


劇か……ちょっと意外だった。


それに、やっぱり去年も劇をやってるクラスはかなり少なかったから。


「意外だよねー、それに俺もなんか結構重要な役になっちゃったし」


演目によるけど、実行委員と劇の重要な役を兼任って…、澄野くん忙しそうだな…


私が心配そうな顔をしているのをくみとったのか、澄野くんは付け足すように言った。


「まあ、そんなんでへこたれないから実行委員の方に害はいかないと思うよ」


ならよかったけど…


「逆に橋本ちゃんのクラスも忙しくない?喫茶店だっけ」


「あ、うん…」


相変わらずその速報はどこから聞いてるの…