日菜sid
朝起きてご飯を食べて、鏡の前に立つ。
「……リボンをつけてっと」
パチンッとリボンを襟の下で留めると
カバンとトートバックを持って玄関に向かう。
また今日も学校か……
少し気分が重くなる。
「じゃあ行ってくるね」
「気をつけてね」
「うん」
毎朝、お母さんが玄関まで出てきて見送ってくれる。
家からは最寄り駅まで、歩いて約10分。
そこから、電車で3駅揺られて着く駅から
15分歩いたところが私の通う高校だ。
アクセスは悪くない。
同じクラスに友達もできた。
小学生の時からの付き合いの友達もいる。
先生も優しいし面白い。
楽しい高校生活を送っていた……んだけど。
朝起きてご飯を食べて、鏡の前に立つ。
「……リボンをつけてっと」
パチンッとリボンを襟の下で留めると
カバンとトートバックを持って玄関に向かう。
また今日も学校か……
少し気分が重くなる。
「じゃあ行ってくるね」
「気をつけてね」
「うん」
毎朝、お母さんが玄関まで出てきて見送ってくれる。
家からは最寄り駅まで、歩いて約10分。
そこから、電車で3駅揺られて着く駅から
15分歩いたところが私の通う高校だ。
アクセスは悪くない。
同じクラスに友達もできた。
小学生の時からの付き合いの友達もいる。
先生も優しいし面白い。
楽しい高校生活を送っていた……んだけど。



