赤色の糸

特に何かされた気もないし、何かした記憶もない。


キーンコンカンコン…


いつの間にか授業が終わっていた。


「姫咲!姫咲 華!」


「あ、はい!」


「さっき集めた英語の宿題、職員室まで持ってきておいてくれ。」


「分かりました!」