もっとこのままで居たい

でもどう思われてるのか分からないから怖い…女として見られてたら……

「時雨?どうかしたか?」

「な…なんでもない…」

「…そか。でも魘されてた…時雨の過去知らないから俺が言うのもアレだが…話は聞いてやる」

なんで……

「だから一人で責めこむな」

なんで…俺に優しくするの……俺いらない存在なのに…

男…としての俺はいらない存在…なのに……俺を必要としてくれてる…この気持ちなんだろ…分からない……



でも初めて感じた…嬉しい って


「あり…が…と……」