勇気があれば

恋愛(ピュア)

まい/著
勇気があれば
作品番号
1682920
最終更新
2022/11/11
総文字数
0
ページ数
0ページ
ステータス
未完結
PV数
0
いいね数
0
今日は目があって2回目、3回目‥‥
毎日毎日繰り返しの日々を送るけれど、私の心は忙しい。
両思いかなと自惚れる時もあれば、やっぱ片思いかもと落ち込む時もある。ほんとに自分勝手で嫌になる、でもポジティブに考える自分も好き。
そんな子供みたいな恋だけど、今をすごく大切に生きている。
運動会で君が応援してくれた一声
音楽会で指揮者の君と目が10秒以上あった最高の日
修学旅行で一緒にトランプをした青春の夜
色んな君との思い出が募ってゆく。
でもやっぱり1番の思い出は、もしあの時こうしていれば良かったと今になっても後悔ばかりが頭に打ち付ける。
そう、中学の卒業式の日。
みんなと離れるのも嫌だし、君ともう会えなくなるのだと思えば、悲しいだけじゃ済まない色んな感情が押し寄せてきた卒業式。
友達には、告白しちゃえなんて、軽く言うけど、私にはそんな勇気は無い。
そんな時、もう卒業式が終わりみんなで写真を撮り、賑やかになっている午後4時頃の体育館裏で、私は君に呼ばれた。
あの時は本当に驚きというか、なんか感動をしてしまった。心臓が口から出そうな気持ちってあのことを言うんだなぁって実感した。
「来てくれてありがとう。今日でもうこの学校にくるのは最後になるよね、、、」
君の低くて心地いい声が胸の奥に響く
「ぅん、、そ、だね」
緊張で声が出ないどうしよう。
「今から俺の話を聞いて欲しいです」
その時の君の顔は夕日よりも、、赤かったかないや、私のほうが赤かったかな。
「ずっと前から君の方が好きでした!」
「、、、、、ぇ、ぁの、、ぁ」
私はもう死んでもいいやとさえ思った
え、なんて言った?
「って、急に言われても、だよな、ごめんな
ずっといえなくてでも言いたくて、この気持ちが抑えきれなくていうことにしたんだ
結果はわかってるから、最後にこれを」
そう言って渡されたのは、学ランの第2ボタンだった。
「今までありがとう。高校に行ってもお互い頑張ろうな。」
そう言って君は走って行った、、
え、うそ
全然わかってないじゃん。私の初恋はこれで終わり、、、?
私はそのままみんなにさよなら言わずに、家に帰りひたすら泣いたもう気持ち悪いほどに
せめて私に勇気があれば、あの時どっなってたか、今の私は笑えていたか、、
せめて私に勇気があれば、あの時に戻りたい。
そのときあの時貰ったボタンが光った。



あらすじ
目があっては喜び、話せてはまた喜び、
そんな子供みたいにはしゃげていたのは、あの頃が一番だったかな、、
あなたは今何してますか。
私は今高校にしっかり通っていて、友達もできて楽しい毎日を過ごしてます。
でも、頭の隅っこに未だにあの時の後悔が忘れられません。
あの時の私に勇気があれば、あの時に戻りたいな、、、

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