この日から二人の仲は更に深くなり その後は二人だけで会うのではなく 子供の美成(よしなり)も参加するようになった。


美成=ヨシ君は まだ2歳前で話すことはできなかったけど 走りまわることは達者で 元気玉のような子であった。


そして 明日和のことを おっちゃんと呼びたかったようだが 上手に言えなくて おつ おっつ と発音したことが ちあきのツボに入り明日和のことを 二人はオツ〜! とも呼ぶようになった。


ちあきの休みの日はもちろん それ以外の日でも 会える時は全て 共にして

クラブにちあきを迎えにゆく夜中以外は ほとんど美成も一緒にいた。


時には ちあきがクラブで勤務している間 美成の子守りを明日和一人ですることもあり

車中で美成のオムツ交換をすることや 寝つかしたりすることも普通になっていた。


美成は自分の子供でもないのに あまりにも 懐いてくるので いつの間にか 我が子のように 可愛らしく思えるようになっていた。


こうなると ちあきのおかんも 明日和の存在を知ることになり ちあきに対するおかんの風あたりはやさしくなり

(たまには 子供抜き 二人だけで遊んできたら?)などと 今まででは考えられない心配をしてくれるようにもなった。


とはいえ ちあきはもともと木曜日に出勤してない事を おかんには伝えて無かったので 木曜日の夜は明日和と二人きりで過ごしていた。

これは ちあきの少し調子のいいところ(笑)⭐︎⭐︎⭐︎


ある木曜日の夜 二人は 明日和が名古屋で働いている頃に一年くらいだけ共に生活した後輩で 満島崇(みつしまたかし)のところへ行ってみることにした。


プルルルル. . . プルルルル. . .プルルル . . .
満島(ハイハイ〜!!あっれぇ!こんばんは!明日和さん 久しぶりじゃないですかぁ!どうしましたぁ?(笑)


明日和(みっちゃん 久しぶり!相変わらず元気にしてそうだね(笑)


満島(はいぃ!バッキンバッキンに元気ですよぉ(笑)


明日和(ハハハ! あのさぁ バッキンバッキンで羨ましいけど 今って何してるの?)


満島(今ですか!? え〜っとですねぇ この後から 彼女と会って 呑みにでも行こうかと)


明日和(へぇ〜〜、そうなんだ〜、じゃあ、僕は今、女の子といるんだけど ちょっと そっちに行ってみようかな〜(笑)

満島(ええ!?マジっすか?彼女ですか? 是非 来てくださいよ!!(笑)

明日和(ま、まあ、、その、、女の子な、一緒にいる子と行くけど ホントに大丈夫?)


満島(大丈夫っすよ!!是非!是非!待ってますからぁ!!こっちに着いたらまた 連絡ください!! 合流場所 伝えますから!!)


明日和(サンキュ〜(笑) じゃあ向かうね!!)


満島は いつもノリが良くて 付き合いもよく どうにもオモロい感じの後輩だった。


そしてご対面して


満島(あれ? 会ったこと? ありますよね? え? あの、 明日和さんと 一度飲みに行った時に お店にいた・・・?)

ちあき(あたり〜(笑)

満島(笑)やっぱり〜!! なぁにぃ!!全く初めてじゃ ないんやん!!)


ちあき(キャハハハ⭐︎相変わらず 独特なノリの良さだね(笑)


満島(いやぁ!独特なノリなら 明日和さんには 勝てませんって!!(笑)


ちあき(キャハハ!君、言われてるよ(笑)

明日和(言わせておけばいい!!)


ちあき(あ!彼女さん はじめまして〜⭐︎ちあきって言いま〜す⭐︎)

満島の彼女、純菜(じゅんな)
(はじめまして⭐︎純菜です!⭐︎)



そして四人仲良くBARに行った。


・・・・・・・・・⭐︎



満島(いやぁ、しかし二人が一緒に揃って こっちに来てくれることになるとはね〜(笑)


ちあき(でしょ⭐︎ わたしもビックリしてるもん(笑)

明日和(ビックリするの おかしいでしょ!!(笑)


純菜(でも お二人 お似合いで⭐︎)

(明日和くんが ちーちゃんの尻に敷かれてる感がまたいい!!(笑)

満島(おい!コラ!!そんなこと思っても言うもんじゃないよ!!(笑)

ちあき(キャハハハハ⭐︎)


明日和(純菜ちゃんも みっちゃんと同じで ひとこと言い過ぎるところが良かったりするね!)

純菜(あ〜〜!!何気に反撃〜(笑)


満島(ほら!いわんこっちゃない!純ちゃんが 悪いんやで!!(笑)

(でも ちーちゃんは 明日和さんに何か薬でも飲まされて二人仲良くなられたの?(笑)

明日和(あなたは 何を言ってるんですか!!(笑)

ちあき(キャハハ⭐︎ )
(そう!その通りで薬飲まされて 記憶塗り替えられて一緒に居るかも⭐︎(笑)


明日和(おいおい!いったい どんな塗り替えなん!? こっちこそhideのCDで始まって いつのまにかこうだ!!(笑)

ちあき(hideちゃんに感謝しなさい!!(笑)

バシッ. . .⭐︎
明日和(痛っ!(笑)

満島、純菜(ハハハハハハ⭐︎)


ちあき(わたし ちょっとトイレ行ってきます⭐︎)


満島(はいぃ!行ってらっしゃい⭐︎)



(フフフフフ。。。)


明日和(なに!そのいやらしい笑いは!(笑)

満島(いやぁ、明日和さん 良かったすねぇ!若い彼女で(笑)

明日和(別に 若い子だから 一緒にいる訳でもないけどね)


満島(でも僕は てっきり ゆうくんと一緒になるのかとも 密かに思ってましたわ!)

明日和(・・・・・)
((あんたも 汐見さんと同じこと言うか!!))


純菜(え?ゆうくんって坂井悠姫ちゃん?)

満島(そうやで! その坂井さんって言うの? ゆうくん で覚えとったから 苗字はしらんけどな)

(そういえば 純ちゃん、専門学校で ゆうくん と同級生ってことやん!)


純菜(うん! ゆうくん 明るくて人気者だったから よく知ってるよ⭐︎)

(ただ 明るくてかわいいから 男の子が近寄ってくんだけど どこか近寄らせないオーラ出してたってことも印象深かったなぁ。。。)

(あと わたしのグループに元気な子いて そのせいか ゆうくんと関わり合うことがほとんど無かったんだよね(汗)



明日和((確かに ゆうちゃんが見せてくれたカラーを他で見ることなかった。。。。。))

(まあ、 でも ゆうちゃんは真嶋君が惚れてて 仲良くしてたし 僕は関係なかったかな、、、、、(汗)


満島(そうなんですねぇ、、、 でも正直、真嶋さんより明日和さんのが似合ってましたけど(笑)

明日和(ハハハ、、、、、(汗)


満島(そういえば ゆうくん 入院したらしいですね? 聞いてませんか?)

明日和(え!? 入院?? なんで? (汗)


満島(あ、 また あとで話しますわ!!)


ちあき(ただいまで〜す⭐︎)



そして 四人 なかなかいい感じになるほど呑んで楽しんで この日は 別れて明日和、ちあきは地元に向かった。

地元に着いてから ちあきが働くクラブが閉店する時間までは まだ一時間くらいあったので ちあきの住むアパートの近くのコンビニ駐車場の片隅でコーヒーを飲みながら 時間を潰した。



ちあき(ねえぇ。。。 わたし達って 今、何なの。。。?)

(この間も お店のエリカちゃんに聞かれたんだけど 。。°二人は 付き合ってるの? それとも 究極のアッシー君なの? エッチするなかなの?)って聞かれたけどぉぉぉ。。°。・・・⭐︎)

(当然 まだエッチはしてないから そこは違う訳だけどねぇぇぇ。。°⭐︎・(笑)



明日和(女の子は すぐそこらへんが気になるんだなぁぁぁ。°。・)



ちあき(普通気にするだろ!!(笑)。・男だって気にするだろ!!。°気にならないのは君という人種だけじゃないの?(笑)°。・・・ )
バシッ. . .⭐︎
明日和(痛っ(笑)



(だってよぉ めっちゃhideが好きな女の子が 付き合ってくれると思わないじゃ〜ん。。。°(笑)



ちあき(あのさぁぁ。°・hideちゃんは別〜⭐︎⭐︎⭐︎)


(当然 君が敵う相手じゃないけどぉぉ(笑)

明日和(ほらぁ!それみろぉ!!(笑)






ちあき(でもぉ。。° 。。君にはぁ。。。 ・⭐︎)




(hideちゃんと違ういいものあるしぃぃ。。⭐︎♡)




(わたしはぁ。°・・.⭐︎ そこらへん とっても認めちやってるけどぉぉぉ。° ° ♡)




明日和(ちーちゃん。。。。。。)

(ハハハ。。°上から目線〜〜(笑).°

ちあき(キャハハハハ⭐︎⭐︎⭐︎)






明日和(じゃあ、、、 じゃあさぁ!!)





(ホントに俺でも、いいの!?)







ちあき(ウフフ⭐︎・・・)





(いいよ♡)




明日和(ヤッターーーー!!♡⭐︎(笑)


ちあき(キャハッ♡)

ギュッ. . . ⭐︎〜


(ありがと♡)


(おかんも 君と会いたがってるし、 ヨシくんも 君と会える日 いつも楽しみにしてるんだよ⭐︎⭐︎⭐︎)



明日和(ハ、ハハハハハハ♡ それは 良かった〜。。°⭐︎⭐︎♡)





ちあき(でも わたしたちを選んでくれて ホントにありがとう♡♡♡⭐︎。。・・ .)





では次の曲は globeで♪ DEPARTURES ♪〜


・・・・・・・・・♪


ずっと 伏せたままの 写真立ての二人♪
笑顔だけは 今も輝いている♪
いつの日から細く 長い道が始まる♪
出発の日はなぜか 風が強くて♪

やさしさもわがままも 温もりも寂しさも♪
思いやりも全てを 全部あずけた♪

どこまでも限りなく 降りつもる雪とあなたへの想い♪
少しでも伝えたくて 届けたくてそばにいてほしくて♪
凍える夜待ち合わせも 出来ないまま明日を探してる♪
いつだって想い出をつくる時には あなたと二人がいい♪


・・・・・・・・・♪



ジジッ. . . ジジッ. .

ZIP FM○○は♪ 0時をお知らせいたします♪






そして悠姫の事情は 次の日 電話で満島から聞いた。

悠姫は真嶋に誘われ いつも通り家まで会いにゆき 1日過ごしたが、帰宅途中に体調が悪くなり 頑張って家まで運転して辿りつけたが、即入院になったらしい。

悠姫は 幼い頃から 実は身体は強い方ではなく ある事件を境に、あまり極度のストレスがかかると熱を出したり難聴になったりで寝込むと最低でも一週間は動けなくなることがあったらしく

今回も 相当なストレスが悠姫の身体にかかったのは確かであり、 花の世話をするのも好きだった悠姫には いろいろ条件が重なり破傷風にもなり 今迄にない症状に苦しみ 暗〜い一切 光の入らない部屋に 閉じ込められてしまった

とのことだった、、、、、。



その後、名古屋の師匠でマネージャーから連絡があり お見舞いに行く約束をした。




Car stereoから流れた曲
「hideのソロ8枚目、hide with Spread Beaver名義では1枚目となるシングルROCKET DIVEより引用
作詞 : hide」


Car radioから流れた曲
「globeのアルバムglobeのDEPARTURESより引用
作詞 : 小室哲哉」