「ユーヤ…ユーヤ……ユーヤ!」
「あ…なに?」
「今日のカレー辛くない?大丈夫?
大家さんが間違えて変なスパイス入れたの」
「へー…そーなんだ
ぜんぜん気付かなかった」
「おかわりする?」
「や…いいかな…」
「ユーヤ、カレーはいつもおかわりするのにね
やっぱり辛かった?」
駅のホームであの人と分かれて
どーやってアパートまで戻ってきたか覚えてない
カレーの味もしてなかった
「ねぇ、レーニャ…」
「なに?ハハ…やっぱり辛いでしょ」
「あのさ…」
「うん…」
今日もレーニャは
俺の前で無邪気に笑ってる
宝城 優里愛って知ってる?
ニュースになってんだよ
事件て…どーゆーことだよ
レーニャは何で、ここにいるの?



