「お嬢さんを俺にください!」


新学期初めての学校は
1日中、心臓が妙に動いた



レーニャが可愛いすぎた

朝からアレはナイ


や、アリ



別に問題ない

ぜんぜん気にしない


交互に呪文のように何回も心の中で唱えた



ヤバい、俺



帰れないかも…

でも帰りたい



早くレーニャに会いたい



「ユーヤ、彼女できたん?」



「え、できてねーよ」



「そうなん?
昨日休んだし
なんか今日ソワソワしてね?」



「してねーよ」



オマエには絶対
レーニャを紹介しない



絶対、好きになるから



アレに堕ちない男はいない

男じゃない



「今日さ、放課後カラオケいかね?
N高の女子も来るって
ユーヤ、しばらく彼女いねーじゃん」



「用あるから行かねー
今、彼女いらねーし」



「ユーヤ、付き合い悪りー!
彼女作るより大事な用なんてあんの?」



あんの!

オマエには絶対教えないけど