「お嬢さんを俺にください!」


結構問題なく朝がきて

レーニャが隣に寝てて

可愛いなって思って



キスしたいな…って



それは結構な大問題!

大丈夫じゃなくなる!



そんなことしたら
レーニャはここからいなくなる



でもホントに可愛くて



「ユーヤ…」



あ、起きてた



「レーニャ、おはよ」



「おはよ…もぉ朝?」



レーニャまだ目が開いてない

可愛い♡



「うん、もぉ朝みたい」



「怖い夢みた」



「怖い?」



「うん…追い掛けられてる夢」



「誰に?」



「誰だろう…わかんない…」



レーニャの手にアザをつけた人?



「大丈夫?」



「うん…夢だし…
ユーヤ、もぉ学校行く?」



「うん、そろそろ起きようかな…
レーニャはゆっくり寝ててよ
起きても寒いし…」



「ん…」



「怖くて寝れないか…」



「ちょっとだけ…
ちょっとだけ、手繋いで…」



「手?」



「うん…
ユーヤの手、優しいから…好き…」



ベッドの中で目を閉じたまま言うレーニャ



目が開いてたら俺
瞬殺だった



好き…って

手だけど



レーニャの手が少し動いた

俺の手の近くにある



手繋ぐだけだし

怖い夢みたって言ってるし



別に問題ない



ベッドの中で握ったレーニャの手は
あの時の冷たくて硬い手とは違って

温かくて優しくて女の子の手だった



「ありがと…ユーヤ…」



「うん…」



目を閉じたままレーニャが微笑んだ



別に問題ない



別に…



可愛い♡



あー…



スー…スー…スー…



あ、また寝た



レーニャが安心したなら
ま、いいか…