花粉症のお茶を持って
ユーヤのアパートに向かった
私の好きなケーキも買って
今日もユーヤ、バイトかな?
大家さん旅行から帰ったかな?
大家さんの家に寄ったら
今日は大家さんがいた
「レーニャちゃん!
元気だったん?
制服?レーニャちゃん高校生だったん?」
大家さんは私が失踪してた件について
気付いてなさそうだった
「大家さん、会いたかったよ!
挨拶もお礼も言わないで帰っちゃって
ごめんなさい」
「寂しかったけど、また会えてよかった!
あがって、あがって…
ご飯食べてく?」
「おじゃましまーす
今日は大家さんのご飯なに?」
「さっき、フキを煮つけたの
食べてみる?」
「フキ?食べてみたい!
あ、大家さんにケーキ買ってきたの
あとで食べてね」
「洒落たケーキね、ありがとう
あとでいただくわ
レーニャちゃん、春休み?
そしたらまたしばらくいれるの?」
「んーん…すぐ帰るよ」
「じゃあ、またいつでも遊びに来てね」
「うん!ありがと」
ホントはしばらくいたい
何も言わずに急にいなくなった私を
大家さんは歓迎してくれた
またずっといたいな
幸福荘に



