「お嬢さんを俺にください!」


「陽介おめでとう」



「ありがとう優里愛」



この前、友達と買った香水を陽介に渡した



「中身は香水なんだっけ?」



「うん、陽介いつも香水つけてるから…」



あまり欲しくなかったかな?



陽介が何が欲しいか
陽介が何をあげたら喜ぶか

ぜんぜんわからなかった



私は本当に陽介を好きだった?

これから好きになれるの?



「優里愛、ここのスープ好きだよね」



「スープ?…うん…」



それも思い出せない



「いつも美味しそうに飲んでたよ」



陽介と食事しながらも
ユーヤのことが気になる



今日やっぱり会いたくて
この後バーに行くことにした

ユーヤのギターを聴きに


もちろん陽介には言ってない


友達の家に泊まりに行くことになってる



「今日は僕の誕生日だから
一緒に過ごせると思ったのにな…
カレシより友達を優先されるとはね
まぁ、学生時代を楽しむのはいいよ
今しかできないこともあるしね」



「ごめんなさい」



「優里愛、制服じゃないと大人っぽいね
そのワンピースよく似合ってるよ」



「ありがとう」



「僕が誕生日にあげたネックレス
今日は着けてないんだね」



ネックレス?

どれだろう?



「今度、着けるね」



「優里愛の18歳の誕生日
楽しみにしててね
どこか旅行でも行こうか」



「うん」



私はこの人と結婚するんだ