「____でさぁ、アタシの担任がね?」

あ、れ。ここどこ?

必死に周りを、見渡す。
私は制服を着て、スクールバックを肩に掛けて、いつもの通学路を歩いていた。

隣に咲がいた。
咲が隣で、何か言っている。

「ちょっと!琴音聞いてる!?」
咲が怒った様な顔で私を見た。
「あ、ごめん。ちょっとボーッとしてた」
私は顔の前に両手を合わせて謝るポーズをする。
「んもー。それで、アタシの担任が…」