最後まで読んでいただきありがとうございました!
お疲れ様でした……!

書き終えた感想と致しましては、え〜…だいぶ重い作品になってしまいました(汗)
なちと仁、二人の気持ちに寄り添うたび、本当に苦しかったです……
ラストは無敵の仁が書けて少しホッとしています。

いただける感想は全て必ず読みますので、感想や質問などありましたらお待ちしております!


\ 突然ですが、自問自答インタビュー /


Q、仁が一華のことを一華と名前で呼ぶのはなぜ?

→ 特に理由はございません。作者にも同じくらい離れた姉がいるのですが、たまに〇〇ちゃんと名前で呼びます(笑)


Q、二人が亀と虎なのはなぜ?

→ 亀は、内向的なイメージを持つ動物を考えた時に、おっとりしていて甲羅(殻)があって自分の中に閉じ込もり身を守ることができるので、なちにピッタリだなと思いました。
虎に関しては仁が髪の毛に金色を入れている設定だったのと、強そうなイメージから虎っぽいなと。


Q、なちの小さい声を仁が聞き取れたのはなぜ?

→ 仁はなちとは別の意味で周りに敏感だったため(母親のことやストーカー被害などが原因)、小さい声でも聞き取れるのです。むしろ騒音や大声のほうをうるさがります。全然不良っぽくないですね(笑)


Q、エピローグでもなちは夕凪くん呼びなの?

→ このエピローグの二人は大学入学して間もない頃なので、なちは名前呼びを練習している最中かと思います。なので通常はまだ夕凪くん呼びです。



また、仁がなちに対して「もっとハッキリ言え」「早く答えろ」などとSっ気ありの厳しく強めに書くこともできました。

ただなちはそう言われてしまえばきっと、萎縮して言葉が出なくなってしまうと思ったので、仁に言葉を急かすようなことだけはさせたくありませんでした。
(行動面では急かす描写がありますが、それもなちに触れるようになったら自分が大体動かしてます笑)


最後になりますが……

恋愛に友情、家族間や学校での人間関係や縛り、目に見えないもの、時間の大切さなど。
いろんなことを詰め込んだ自覚はあります。
詰め込みすぎてわかりづらくなってしまっていたらごめんなさい。

ただどこかに共感したり、深く考えたり、登場人物達に感情移入してもらえる作品であっていただけたら、すごく嬉しいなと思います。


綺麗事ではありますが、言葉が、誰かの心を痛めつける道具や武器にならない世界を、願い続けています……。


読んでくれたみなさまへ、愛と感謝を込めて。



きゅん子