私たちの笑顔

「放課後二人とも暇か?」


全部話し終えた。

記憶が鮮明に蘇ってしまって涙が止まらない。


「私は暇だよ。由美は?」


アキはまだ手を繋いでくれている。

声が出ない…

私も暇だから、頷いた。


「今日病院行こう。俺が連れてってあげるから」


先生も私の手を握った。


病院…怖いけど行くべきだよね。

アキと先生がいるから…

一人じゃないから


「じゃあ放課後にまたくるね。由美、相談室行こうか」


アキが私の手をとって、立たせた。


「私汚れてるのに…絶交とかしないの…?」

「なんでそんなことせなあかんの?私…由美無しで生きていけないから…。由美は汚れてなんかない。汚れてる人なんてこの世にいない。由美だって、綺麗な子なんだから…」