信じていた···疑う事も··なかった


年末年始は、二人だけで過ごした。

高木家も大山家からも
年を越してからで良いと
言って貰えたから。

早都は、アパートを引き払い
沙良もマンションから
引っ越した。

二人は、嘘のように
穏やかな日々を過ごしていた。

早都は、こよ無く沙良を
溺愛し
沙良もまた、早都を大切にしていた。

「沙良、身体が冷えちゃうよ。」
と、大きなブランケットを
抱えて現れた早都に
「だって。」
と、甘えて手を伸ばす沙良
そんな沙良をブランケット事
抱き上げて
沙良の好きなソファーに
腰掛ける早都。
「良い子にしていたの?」
「う〜ん。どうかな?」
と、沙良が、答える度に
沙良の顔にキスをする早都

沙良は、間もなく出産を迎える
高齢出産にかからなくもないが
大事を取って仕事をセーブ
している。

二人ともとても楽しみに
している。