半月の下、君と二人。




  全部、全部、もう、どうでもいいんだ。





 ストレスのおかげで歪みに歪んだ私の心は、もう痛みすらも感じるのが難しい。



 そんなだから、死ぬことへの恐怖もわかなかった。

 むしろ、この居場所のない世の中から逃げられるのなら、それほどいいものはない。


 そう思った。