「去年だ。陽鞠が吹奏楽部で使う楽器買うのに、お祝いのお金使おうと2人で確認したら、これだ」
悠真はスマホで撮影した通帳を見せる。
通帳の名義は陽鞠になっているが、カード自体は悠真が管理していた。
「これなー……俺たち夫婦も送ってるんだ」
「へっ?」
間の抜けた声が出る悠真。知らなかったのかよと呆れる陽貴。
「全部結花さんに任せっきりだったんじゃないか?! とんだ大バカもんだ!」
陽貴は声を荒げて机をたたく。
「いや、陽鞠の通帳は俺管理なんだけど……はっ!」
いつだったか、結花に陽鞠のカードを見せてくれや教えてくれと言われたような……。
みるみるうちに青ざめていく。
その直後だろうか、不定期に引き落としされるようになったのは。
「どうせ、お前のことだ。結花さんを信じきっちゃったんだろ? 本当、陽鞠ちゃんがこれ知ったらどう思うよ? あんたも同罪だ」
突き放すような口調で言われ、悠真ははいごもっともですと返す言葉もない。
同罪という言葉が突き刺さる。
そうだ、娘からすると、妻をコントロールできず、娘の通帳にまで影響与えてる時点で、私も加害者なんだ。
知らなかったのかというのは通用しない。
悠真はスマホで撮影した通帳を見せる。
通帳の名義は陽鞠になっているが、カード自体は悠真が管理していた。
「これなー……俺たち夫婦も送ってるんだ」
「へっ?」
間の抜けた声が出る悠真。知らなかったのかよと呆れる陽貴。
「全部結花さんに任せっきりだったんじゃないか?! とんだ大バカもんだ!」
陽貴は声を荒げて机をたたく。
「いや、陽鞠の通帳は俺管理なんだけど……はっ!」
いつだったか、結花に陽鞠のカードを見せてくれや教えてくれと言われたような……。
みるみるうちに青ざめていく。
その直後だろうか、不定期に引き落としされるようになったのは。
「どうせ、お前のことだ。結花さんを信じきっちゃったんだろ? 本当、陽鞠ちゃんがこれ知ったらどう思うよ? あんたも同罪だ」
突き放すような口調で言われ、悠真ははいごもっともですと返す言葉もない。
同罪という言葉が突き刺さる。
そうだ、娘からすると、妻をコントロールできず、娘の通帳にまで影響与えてる時点で、私も加害者なんだ。
知らなかったのかというのは通用しない。
