いつもなら少しごねてたら折れてくれるのに、今日はそうじゃない。
義兄もそうだ。私のワガママが通用しない。
どうして? みんな言うこと聞いてくれるのに。
なんでみんな私に意地悪するの?!
みんな揃いも揃って、離婚フラグとか愛想尽かされてるて! 私は世界一可愛いんだから、みんなに愛されてるはずよ!
『返事はどうした?』
「なんでよ! 私の実家よ! あんたが決められるもんなの? お母さんは? お父さんは? 許可してるの?!」
『許可もなにも、俺が呉松家の当主だと言ってるだろ。お前の耳腐ってるんか? いや、性格も生活も腐ってたな。陽貴先輩や悠真くんの言うことを聞きなさい。――金輪際呉松家の敷居を跨ぐな。お前は初めっから呉松家の跡継ぎでも、人間でもない。やっぱり蛙の子は蛙だなぁ』
嘲笑する声が漏れ出る。普段ここまで言わないようなことまで言うので、結花としては、兄のキャラ変わりぶりに困惑している。
「蛙の子は蛙ってどういうことよ!」
『はぁー、知らねーのか……――お前の父親は他所の人間だよ。母親が他所とやった男――うちの会社の役員だよ。普久原俊樹が父親だ。俺としずねえとは血が繋がってないんだよ』
義兄もそうだ。私のワガママが通用しない。
どうして? みんな言うこと聞いてくれるのに。
なんでみんな私に意地悪するの?!
みんな揃いも揃って、離婚フラグとか愛想尽かされてるて! 私は世界一可愛いんだから、みんなに愛されてるはずよ!
『返事はどうした?』
「なんでよ! 私の実家よ! あんたが決められるもんなの? お母さんは? お父さんは? 許可してるの?!」
『許可もなにも、俺が呉松家の当主だと言ってるだろ。お前の耳腐ってるんか? いや、性格も生活も腐ってたな。陽貴先輩や悠真くんの言うことを聞きなさい。――金輪際呉松家の敷居を跨ぐな。お前は初めっから呉松家の跡継ぎでも、人間でもない。やっぱり蛙の子は蛙だなぁ』
嘲笑する声が漏れ出る。普段ここまで言わないようなことまで言うので、結花としては、兄のキャラ変わりぶりに困惑している。
「蛙の子は蛙ってどういうことよ!」
『はぁー、知らねーのか……――お前の父親は他所の人間だよ。母親が他所とやった男――うちの会社の役員だよ。普久原俊樹が父親だ。俺としずねえとは血が繋がってないんだよ』
