中々寝れないし、母は夜になっても、結局父の様子を見に行こうとしなかった。それで、成績に関わるから学校にいけと。
とりあえず、帰ってこいというのは分かった。
でも正直帰りたくない。どうせ怒られるんだから。
「……とにかく、今後についてはまたお話しましょう。では」
陽貴は深い息をついて、着信を切った。
「結花さん、なんて?」
千雪が顔を曇らせて尋ねる。
「陽鞠ちゃんを早く帰らせろって。悠真も退院したらすぐ働かせろって。これ、弱ってる人に対する言い草か?」
「えー? 嘘でしょ?! 自分のことしか考えてないじゃん! 結花さんって働いてないんでしょ……倒れるまで働かせて殺す気?!」
眉根を寄せる千雪はリビングのソファーで横になっている陽鞠を一瞥した。
「あの人、なんか勘違いしてると思う。人を人と思ってないのよね。言動から節々に見下した言い方するからねぇ……うーん、下僕みたいな? 悠真さんもそうだし、陽鞠ちゃんも、自分のアクセサリーとしか思ってなさそう。そうじゃないと、こんな状況で普通に学校にいけなんて言わないわ。さっきね、陽鞠ちゃんが思いつめた顔で私に言ってきたんだけど……」
陽鞠は千雪に「お母さん、他所の男性と遊んでたっぽい。見て」と。
送り主は結花のいとこである望海だ。
とりあえず、帰ってこいというのは分かった。
でも正直帰りたくない。どうせ怒られるんだから。
「……とにかく、今後についてはまたお話しましょう。では」
陽貴は深い息をついて、着信を切った。
「結花さん、なんて?」
千雪が顔を曇らせて尋ねる。
「陽鞠ちゃんを早く帰らせろって。悠真も退院したらすぐ働かせろって。これ、弱ってる人に対する言い草か?」
「えー? 嘘でしょ?! 自分のことしか考えてないじゃん! 結花さんって働いてないんでしょ……倒れるまで働かせて殺す気?!」
眉根を寄せる千雪はリビングのソファーで横になっている陽鞠を一瞥した。
「あの人、なんか勘違いしてると思う。人を人と思ってないのよね。言動から節々に見下した言い方するからねぇ……うーん、下僕みたいな? 悠真さんもそうだし、陽鞠ちゃんも、自分のアクセサリーとしか思ってなさそう。そうじゃないと、こんな状況で普通に学校にいけなんて言わないわ。さっきね、陽鞠ちゃんが思いつめた顔で私に言ってきたんだけど……」
陽鞠は千雪に「お母さん、他所の男性と遊んでたっぽい。見て」と。
送り主は結花のいとこである望海だ。
