この格好をしていると、いじめの対象になってしまうのか、わからないけど早速いじめが、始まってしまった。



「ごめんなさい!。」


なんで私はまた、何かしてしまったらしい。



しかも、私をいじめているのは、同中学の蓮華だった。


彼女も、同じ高校に来ていたなんて。



「なんで、あんたがここにいるのよ。優はどうするのよ。」



私は、あの頃から動き出せていないのかもしれない。


もう、嫌だ。



こんな自分が情けない。



「助けて!」




下を、向いていると。



「やっと、言ったね。」



「俺のパートナーになんかよう?。」



「やめてもらえるかな?。」


これまで、私のいじめが終わるということはなかった。



私が柚子に言った言葉は、誰に伝わらなかった。



気づいたときには涙が出ていた。



「ありがとう」




私の顔を覗いて、笑ってくれる彼は、私が求めていた運命の人なのかもしれない。



「さっ、療に帰るか。」



「うん。」




「デート遠足を行いまーす。」



まさか、手を繋いでおかないと減点なんて。


困っていると。



「朝影さん、こっちに来なさい。」


強い力で私を引っ張る彼女は、とても恐ろしい。


ここ、どこだろう。


離されたかと思ったら、真っ暗なところに来ていた。



えっ、どこに行ったの。



嫌だ、怖い。



取り敢えず進もう。



進んでいくと。



「うわっ」



えっ、何今の声。


てっ、優!。


なんで、ここにいるの。って、同じ高校だったのかな。組が違ったのかもしれない。


「日向、僕は日向のことがずっと好きなんだ。」


「だから、パートナーのトレードを申請する。」