今日もか。


あのことがあった時からか、嫌がらせがはじまるようになった。



私が、何をしたんのっていうのだろうか。



「日向っ」



「優!どうしたの。」



「どうしたって、僕の台詞」



優には気づかれたくなかった。


それからかな、誰とも話したくなくて、柚子にも話せなくて、いつのまにか不登校になってしまった。