一度倒れたら、溺愛がとまりません!!

しかし、南を少し舐めていたのだろうか?
南が俺の服をブカブカに着ていたのは
素直に可愛いと思ってしまった。
かろうじで理性がきいていて良かった。

「あぶねー。こっちも余裕ないわ」
そんな独り言をこぼして風呂に入った。

風呂から上がり、リビングに行くと南が俺に聞いてきた。

「私、このソファーで寝るからどこに布団あるか教えてくれる?」

「ダメ。二人でベッドで寝るよ」

「な、なんで?もし、私がうなされたらうるさいよ。晴、寝れないよ」

「南がうなされたら、誰かとなりにいるほうが落ち着くでしょ。あと、俺が南のこと心配で寝れなくなる」

「そんな、こと言われたら何も言えない」
少し悔しそうで安心したような顔を見せた。