一度倒れたら、溺愛がとまりません!!

卵を混ぜているとき、ふと思いついた。
「南って、いつ実家帰るの?」

「ん〜、わかんない。どうして?」

「いや、おじさんに挨拶しにいこうと思うから」

「あー、じゃあ次の休みに行こう。連絡しとくね」

「ありがとう。あと、オムライスできた」
ぱぁと笑顔になってキッチンにきた。

「美味しそう。運ぶね」

「では、いただきます」

「いただきます」

「おいしい。これなら食べられる」

「良かった」