一度倒れたら、溺愛がとまりません!!

「南は、今日も休みな。まだ熱あるから」

「え、でももう、微熱だし家に帰るよ」

「主治医は俺、だから今日まではここにいて」

「なんで、大丈夫だよ」

「ダメ、俺の前で倒れたの何回目?もう、南の大丈夫は信じない」

「そんな〜。大丈夫なのに…」
南がいじけだしたので

「朝ご飯食べれる?おにぎりは作ったけど」

「あんま食欲ないかな…ゼリーでいいかも」

「じゃあ、おにぎり半分食べて。それノルマ。俺もう出勤するから、ちゃんと寝てろよ」

まだ俺の言ったことに納得してなさそうな南を置いて、家を出た。