一度倒れたら、溺愛がとまりません!!

クローゼットに入ると、
服装に悩んだ。

「どうしよ?スカート?いや、パンツ?
でも、人数合わせ要員だからあんまり目立たない服装でいっか。」

私は、パンツにした。

ささっと、朝食と身支度をすませ、家を出た。

葵と待ち合わせをして、カフェに行くと
同じ職場の看護師二人がいた。

「ねえ、今日何人でやるの?」 
葵に聞いた。

「えーと、四対四」

「てか、あの二人うちの看護師だよね。私じゃなくても他の看護師とかいたんじゃない?」

「あ、バレちゃった?今回は私も彼氏作りたいけど、南も彼氏を作りたいっていう気持ちにさせたかったから、さそった。」

「え、そうだったの?だったらいってよ。」

「言ったら、来ないでしょ。南は」

「流石、私の性格を熟知してる…葵には、負けるよ。」
葵は満足そうに笑った。