一度倒れたら、溺愛がとまりません!!

「あーあ、寝ちゃったよ。俺、住所知らないんだけど。」

南の髪を触れるとやわらかくて、懐かしい思いがした。やっとこの温もりに戻れた。
俺の口角は自然と上がっていた。

「とりあえず、俺の家に寝かすか」