一度倒れたら、溺愛がとまりません!!

そして、8年後。
晴れて医者になった俺は、親父のコネも使って南を探した。そして、見つけた。

俺は、その病院に希望を出して南と再会した。
南にあったとき、俺は動けなかった。
俺の中にあるイメージとは変わって、
大人っぽく綺麗になっていたから。

彼女は、俺を見るなり呼吸を浅くしながら疑問を並べた。どうして?と。

そして倒れそうになる彼女をしっかり支え
膝の裏に手を入れ、抱き上げた。

また、守ることができる。そばにいることができる。その気持ちを噛み締めながら
南の耳につぶやいた。
「もう、離さないから。」