一度倒れたら、溺愛がとまりません!!

「ん?」

寝返りを打つと手が何かに当たった気がして、
目を瞑ったまま、原因を探る。

何か箱?みたいなものが…

「ん…なに?…」

眠い目を少しずつ開けながら、見ると綺麗にラッピングされているものが置かれていた。

状況を理解するのに10秒くらいかかって、

「これ…クリスマスプレゼント!?」

すぐにベッドから降りて晴のいる場所を探した。

書室にいるかと思ったけど、いなくてリビングに向かった。

「晴!!プレゼント!あった!ありがとう」
晴の姿を見つけて思わず背中に抱きついた。

「サンタさんが来たんじゃない?」

自分があげたと認めないらしい。

「…うん。来た!ありがとう」

「開けてみたら?」

「うん!」

ラッピングを、すこし惜しみながら開けると

「これ…旅行?」

「そう。忙しくて新婚旅行とか行けてなかったから、休みとって長くは行けないかもだけど俺が行きたい旅館のチケット」

「うれしい!行きたい!ありがとう!」

「うん」
頭を撫でてくれた。

「あれ?サンタの設定は?」

「あ、忘れてた。まぁ、俺がサンタだから」

私はクスッと笑って

「そうだね」

「もう一つも、開けてみて」

「え?!まだあるの?」

「うん、これ」

箱にもう一つ細長い箱が…

開けると

「きれい…」

そこにはネックレスが入っていた。

「仕事柄、つけられないけど2人で出掛けるときとかあんまりアクセサリー持ってないと思ったから、選んでみた。ほら、南のお母さんネックレスはいつも大事に着けてるイメージだったから…、南は興味ないのかなって思ってたけど…どうかな?」

「嬉しい…。実はね、あのお母さんがつけてたネックレスお父さんがあげたやつだったんだって。だから、私もネックレスとかつけようかなって思ってたんだけど自分に合うものとかもわからなくて、あと大切な人ができたらいつか選んでもらいたかったんだ」

晴は目を細めて優しく微笑んで

「そっか。良かった。ネックレスにして」

「うん、でもこんな素敵なの似合うかな…?」

「大丈夫。俺が選んだんだから。何年一緒にいたと思ってるの?つけてあげる」

晴にネックレスを渡して後ろを向く。
嬉しさとドキドキで満たされてる。

「うん。できた。こっち向いてみて」

ゆっくり振り返った。

「これにして良かった。綺麗だよ。よく似合ってる」

そんな甘いセリフ言われて晴の目を観るのがドキドキしすぎてそれを見透かされそうで恥ずかしくて、また、後ろを向いてしまった。

「ちょっと、ちょっと待って…呼吸整え、!」

チュ

私が言い切る前に首筋にキスされた。

驚きで振り返ると

「フフ、こっち向いた。顔真っ赤。かわいい」

「ちょ、もう。やめて。はずかしいから」

自分の顔を恥ずかしくて手で覆うとそれをさせないとでも言いたいのか手を晴に阻まれて

お互いどちらが先と言うまでもなくキスをした。

「晴。ありがとう、大切にする」

「うん」

2人で抱きしめあった。