一度倒れたら、溺愛がとまりません!!

「お~い、南、南!ひとりの世界入んないでよ。顔にやけてるし」

「ごめんごめん。葵は?今年どうするの?」

「う〜ん、弟と海斗のところかな?毎年のように」

「そっか。じゃあ、お互い平和にクリスマス過ごせるように仕事頑張りますか」

「うん、がんばろ」

それから、私たちは小児科の子どもたちとささやかながらのクリスマスパーティ的なものをしたり、いつもより少し豪華な差し入れを楽しんだりした。

幸い、大きな事故や事件がなくて勤務時間が延びることなく交代時間になった。