一度倒れたら、溺愛がとまりません!!

お父さんの報告が終わって変えるのかと思ったら、
ピロロリン…

晴の携帯がなった。
晴は、私がいるのに関係なくその場ででた。
「わかった。わかったから。今から向かうから。もうちょい待ってて…」

それからため息をついて電話を切っていた。

「誰から?珍しいね、晴がここまで感情出す人」

「え、それ逆にどういうこと?俺は感情ない人なの?」

「いや、ホントに興味のない人とかいつも適当なこと言ってんな〜とは思ってたから」

「…それは認める。やっぱ南にバレてた?」

「もちろん。だいたいは」

「俺もわかるもんね、南が嫌いな人とか
嘘付いてるとか」

「え?!それは初耳なんですけど…」

「まあ、何で判断してるかは言わないけどね」
ニヤニヤしながら言われた。
だから

「こっちだって言いませーん」
こんなちっちゃな言い合いをしていて結局誰なのか着くまで分からなかった。