一度倒れたら、溺愛がとまりません!!

それから、夕飯やお風呂などを済まして
私は本を開いた。
救急医になるために…

いろいろ調べていると、コンコンとノックが聞こえた。

「はい。晴?」

「入るぞ。は〜…
勉強を始めるのはいいけど
まずは体調が一番。」
呆れ様なため息をして晴が近寄って私の顔を手で包んだ。

「まだ、くま取れてないし今日は、素直に寝て。寝るまでここにいるから。」

「そしたら晴が寝れない。だから、寝るから晴も自分の部屋で寝て。心配してくれて嬉しいけど、晴の体調もあるから」

「ヤダ。そう言って南が素直に寝た試しがない。じゃあ、オレの部屋来て」
腹黒晴基の笑顔が見えた気がするが
とりあえずうなずいた。