一度倒れたら、溺愛がとまりません！！

お父さんが無事意識が戻ったことを確認できたので、時間も8時を過ぎたので帰ることにした。

晴の家に帰った。
リビングに入ると

「南、お父さんが意識戻ったこともあって少し落ち着いたら言おうと思ってた。
俺は南のことが好きだよ。だから
付き合ってください」

「え？！ウソ…、ホントに、晴間違えてない？吊り橋効果になってない？女の人は
私しか仲良くなれなかったとか？…」
私は動揺を隠せずに早口になった。

「フフッ、吊り橋効果？違うわ。
あと確かに女性友達は、南しかいなかったけど、それで好きになってないから。
ちゃんと俺は、南のすべてを知って好きになったから」
笑顔でサラッと言われた。

「ツ…」
私は恥ずかしくなって顔を腕で隠した。

「あっ、返事は今は大丈夫だから」

「え？！今じゃなくていいの？」

「きっと南は、俺が友達として接してるとこしか知らないから、一週間彼女として接するから、それで判断して？」

「なるほど。わかった。お試しか」
この提案で和解した。