一度倒れたら、溺愛がとまりません!!

小児科に行き、
「すいません、有川先生いますか?」
尋ねると明らかにこちらに気づいて隠れた人物がいた。

きっと帰らせようとしているのを察したんだろう。

南の仲のいい同期の医者の後ろに隠れたらしい。

「有川先生?気づいていないと思ってる?
今日こそ帰ってもらうからね」

「う…やっぱり、バレるか」
素直に笑えてないぎこちない笑顔だった。

「バレるにきまってるだろ、準備して」

「え、今日絶対帰るから、心配しないで。
帰るから。だから、」

「そんなの信じると思うか?」
俺に連れて帰られるのが嫌なのだろう。

「…はい。準備します」
とぼとぼ歩いて準備し始めた。